施術は体の外側からのアプローチになりますが、音による脳への刺激は、体の内側からのアプローチになります。
ドライヘッドスパは、頭皮全体が柔らかい状態になり、頭部への血流を改善することに繋がりますが、音による刺激は、耳から脳へダイレクトに伝わるため、脳を直接マッサージされているような感覚になります。
伝田式聴覚トレーニングでの音による脳への刺激は、音が左右の耳から同じように聞こえるのではなく、音が大きくなったり、小さくなったり。右からだけ聞こえたり、左からだけ聞こえたり。前頭部、後頭部、斜めからなど、あらゆる方向から音が聞こえてきます。
音を追いかけながら聴いていると、今まで刺激されたことのない部分の脳が反応していることを感じていただけると思います。
脳内血流が改善されることで、副交感神経が働きやくすなり、緊張状態から解放してくれます。
眼科の葉山先生は、『脳内クリーニング』という言葉をお使いになっていました。
その言葉の通り、脳内がスッキリして、クリーニングされたことを感じていただけたらと思います。
※脳ストレス度が高い状態の方は、トラウマが出ると言われています。過去に受けた脳へのストレスで、拒否反応が出る方もいますが、まずは3回聴いていただくと、脳ストレスが解消され、全く違ったご感想になる方もおります。
無理せず最初は短時間からお聴きいただけますので、お試しいただけたらと思います。
ブレインケアは、施術前に聴いていただくことで、より副交感神経が働きやすくなり、施術効果が高まります。
こちらをご希望の方は、ご予約の際にオプションでおつけいただくことが可能です。
お時間は、聴きたいお時間をお選びくださいませ。
私は、好きな音楽を聴くことによって、メンタルを保ってきた経験があり、音楽がとても助けになっていると感じています。
音楽に癒しを求めてきた経験から、音楽療法にも興味を持ちました。
音楽療法の第一人者である和合治久先生の本もたくさん読みました。
2007年のプレジールOPEN時は、好きな本を並べて、興味があるという方に貸し出ししておりました。
その後、2012年にポスティングからご来店になられた方の中に、音楽関係のお仕事をされている方がおりまして、その方から、2015年に傳田式聴覚トレーニングをご紹介していただきました。
早速、アポを取って説明と音楽を聴かせていただいたのですが、最初に聴いたときの脳への刺激の心地よさは、衝撃を受けました。
「何これ、面白い♪」それは、何度も何年も聴いてきた、今でもそう思います^^
傳田式聴覚トレーニングの魅力は、今まで刺激されたことのない脳への刺激を感じる面白さが魅力だと感じています。
聴いた後のご感想はそれぞれで、ごくたまにですが、めまいがしたり、恐怖を感じたりする方もおりました。
そういう方でも、何度か聴くうちに、心地よく聴けるようになってきましたので、何度もチャレンジしていただけたらと思います。
脳は自律神経を整えることにつながる大事な場所です。
筋肉への指令も脳から出ていますし、脳自体をケアすることは、とても大切なのではないかと考えています。
プレジールでは、ボディケア、インナーケア、それから、脳内のケア。ブレインケアを3つの柱として、今後も続けていきたいと思っております。
音楽が耳と脳に与える影響・・・
1957年、フランスのアカデミーに認められた「トマティス理論」。
ここで明らかにされていることのひとつは、人間は、成長のある段階までに聴いた経験のない音は発声できないということです。
たとえば、日本語の周波数は125~1500ヘルツ。
英語は2000ヘルツ以上なので、日本人は聞き取れず、話すことも困難です。
どんな周波数の音が脳に刷り込まれるかは、およそ3歳までに決まってしまいますから、刷り込まれた以外の言葉を覚えようとするときには、リスニングのトレーニングが必要になるわけです。
音と背骨の関係について・・・
また博士は音と背骨との関係についても報告しています。
背骨はピアノの鍵盤のように並んでいて、頭頂から尾椎(尾てい骨)まで、それぞれがある周波数の音に対応して反響するようになっているということです。
反響する部分は、音の高さによって変わってきます。
首の上には延髄がありますが、延髄から頭頂部までおよそ4000ヘルツ以上の音、首が2000~3000ヘルツ、胃のあたりが約1000ヘルツ、胃の少し下が500ヘルツ。
高い音ほど頭に響き、低い音ほどお腹に響くのは、このようなしくみがあるからなのだそうです。
音楽がもたらす効果
・脳の働きを活性化する。
・姿勢の矯正に役立つ。
・ストレスを軽減し、感受性を豊かにする。